ホーム > 技術専門書 | 書籍のご案内 > 最新PEFCの開発技術と応用

最新PEFCの開発技術と応用
基礎と要素研究・材料開発、発電システム技術から経済的展望まで

»ご購入方法
最新PEFCの開発技術と応用

著者: 本間 琢也 編著
定価: 本体63,000+税
発行: 2001年5月
B5判上製・294頁 在庫なし

わが国最高級の権威者によって書かれた、固体高分子型燃料電池(PEFC)の総合書。基礎理論から、各要素技術、システムの実例、エコ自動車の動向、経済展望まで、広くかつ重要な課題が含まれている本書は、PEFC自身の理解のみならず、この分野でのビジネスチャンスを捉えるためにも役立つ1冊。

著者紹介

●企業や学界の第一線で活躍中の執筆陣(掲載順)

本間 琢也(燃料電池開発情報センター常任理事)
太田 健一郎(横浜国立大学工学部物質工学科教授)
西川 尚男(㈱東芝 燃料電池事業推進部主幹)
安田 和明(大阪工業技術研究所主任研究官)
脇添 雅信(旭化成工業㈱製品技術研究所主任研究員)
上阪 圭介(旭化成工業㈱製品技術研究所主任研究員)
光田 憲朗(三菱電機㈱先端総研グループマネージャー)
前田 秀雄(三菱電機㈱先端総研主席研究員)
岡田  治 (大阪ガス㈱開発研究部シニアリサーチャー)
越後 満秋(大阪ガス㈱家庭コージェネレーションプロジェクト部)
渡辺 政廣(山梨大学工学部物質・生命工学科教授)
永田 裕二(㈱東芝 燃料電池事業推進部課長)
言上 佳秀(三菱電機㈱先端総研主席研究員)
内田 敬之(電気自動車研究会事務局長)
竹中 啓恭(和歌山県工業技術センター所長)

主な内容

第1編 PEFCの開発技術と応用(総論)
第1章 PEFCの開発技術と応用  本間琢也
1.小型燃料電池への期待
2.固体高分子型燃料電池(PEFC)の歴史と原理
3.燃料電池自動車(FCV)の実用化のための問題点
(1)小型化,コンパクト化への挑戦/(2)短い起動時間と負荷変動に対する応答性/(3)信頼性と耐久性 /(4)コスト
4.小型コジェネレーション用電源としての条件
5.家庭用および定置式PEFCの開発と運転試験
(1)東京電力/(2)東京ガスと荏原バラード/(3)日本ガス協会/(4)大阪ガス/ (5)富士電機/ (6)松下電器産業/ (7)松下電工/ (8)三洋電機/ (9)日石三菱
6.PEFCの新しい応用展開
7.おわりに

第2章 2000年度におけるPEFCの開発動向 本間琢也
1.PEFCの開発動向
(1)小容量家庭用コジェネレーションの実証試験/(2)中容量コジェネレーション用PEFCの実証試験/(3)高温動作のPEFC
2.燃料電池自動車(FCV)の開発と実証運転
(1)シドニーマラソンの先導車にFCV/(2)カリフォルニア州の燃料電池公道運転試験/(3)日本における公道運転試験/(4)Daimler Chrysler Necar 5/(5)本田技研のFCX-V3 /(6)トヨタの新型燃料電池ハイブリッド自動車/(7)PEFC自動車用エンジンの連続生産

第2編 PEFCの基礎と特徴
第1章 固体高分子型燃料電池の基礎と特徴  太田健一郎
1.はじめに
2.燃料電池の原理
3.燃料電池の特徴と効率の考え方
4.燃料電池の種類
5.固体高分子型燃料電池(PEFC)
6.おわりに

第3編 要素研究・材料開発
第1章 スタックの開発及びシステム運用  西川尚男
1.はじめに
2.スタック開発
(1)スタックの構成/(2)加湿方法/(3)冷却方法
3.電池特性
(1)セル電圧特性/(2)経時特性/(3)スタック特性/(4)セル特性の向上
4.システム運用
(1)定置用燃料電池システム/(2)自動車用システム/(3)負荷平準化システム/(4)純水素発電システム/(5)DMFCシステム

第2章 電極用触媒  安田和明
1.はじめに
2.PEFCの電極材料
3.PEFC用カーボンブラック担持白金電極触媒
4.耐COアノード電極触媒
5.カソード電極触媒
6.DMFC用電極触媒
7.おわりに

第3章 燃料電池用イオン交換膜  脇添雅信・上阪圭介
1.はじめに
2.開発の歴史
3.膜への要求性能
4.パーフロロスルホン酸膜
5.最近の開発動向
(1)パーフルオロ膜の改良/(2)低コスト代替膜/(3)高温作動用膜
6.まとめ

第4章 セパレータ  光田憲朗・前田秀雄
1.セパレータの意味
2.セパレータの機能
3.金属セパレータとカーボンセパレータの比較
4.金属セパレータの開発例
5.カーボンセパレータの開発例
6.サーペンタイン流路
7.コンパクト化
8.セパレータ開発の今後の見通し

第5章 燃料改質技術  岡田 治・越後満秋
1.はじめに
2.PEFCに要求される改質ガス
3.PEFC用改質プロセス
4.PAFC用改質システムにおける既存触媒技術の問題点
5.OG独自触媒技術の燃料電池用改質システムへの適用
6.OG式燃料電池用改質システムによる改質器の小型化
7.OG式燃料電池用改質システムの実機における長期耐久性能
8.CO除去技術
9.CO選択酸化触媒の現状
10.CO選択酸化触媒の課題
11.低S/Cのメリット
12.耐熱性メタノール改質触媒
13.PEFC用改質器の開発
14.おわりに

第6章 水管理  安田和明
1.はじめに
2.PEFCにおける電解質膜の加湿
3.固体高分子電解質膜の水分吸収特性
4.PEFC作動中の水分移動
5.加湿方法
6.無加湿運転の試み

第7章 無加湿運転可能な電解質膜  渡辺政廣
1.はじめに
2.電解質膜の湿度管理-従来膜と自己加湿膜
3.自己加湿電解質膜の作成と機能解析方法
4.自己加湿電解質膜の機能
(1)無加湿運転下でのPEFC作動特性/(2)通常膜,白金分散膜および白金酸化物分散膜中の水分分布挙動/(3)反応ガスのクロスオーバー量,および生成水量の測定/ (4)外部無加湿運転時のアノードおよびカソードの分極特性
5.まとめ

第4編 発電システム技術(応用)
第1章 30kW級コージェネレーションシステムの開発研究  永田裕二
1.はじめに
2.開発目標
(1)高電圧型セルの開発/(2)燃料処理系のコンパクト化設計と評価/(3)30kW級分散型電源の実証試験
3.開発計画
4.システム開発
(1)システムコンセプト/(2)常圧型と加圧型の比較検討/(3)システム構成
5.電池本体の開発
(1)特徴/(2)開発状況
6.機器の設計
改質器/(2)CO選択酸化器/(3)その他の機器設計/(4)レイアウト

第2章 10kW級可搬型電源システムの開発研究  光田憲朗・言上佳秀
1.可搬型電源とは
2.可搬型電源の燃料の選択
3.車載イメージ
4.扁平型PEFCスタック
5.積層型メタノール改質器
6.可搬型電源システ��
7.今後の課題

第5編 エコビークルの新開発とPEFC
第1章 自動車社会の環境とエコビークルの開発動向  内田敬之
1.様変わりする車社会の環境
(1)迫られる車社会への『抜本的な』対応/(2)車社会に対する国際的な規制/(3)地球温暖化防止国際会議(COP3)の取決め/(4)自動車に対する国内規制
2.車社会の様変わりに対応する自動車メーカー
(1)LEV(低公害車),SULEV(極超低公害車)の開発動向/(2)電気自動車(PUREEV)の普及実験の進展/(3)急ピッチで進む燃料電池開発への取組み
3.エコビークルの開発動向
4.燃料電池開発の方向と期待
5.燃料としての水素の供給
(1)WE-NETプロジェクト
6.PEM型電池の実用化にむける諸問題
(1)第1のハードル「PEM電池の材料コスト」
7.まとめ――エコビークルの開発現況と課題

第6編 PEFCの経済的展望
第1章 PEFCの経済的展望  竹中啓恭
1.はじめに
2.構成材料と経済的技術課題
(1)高分子電解質膜/(2)触媒電極と膜電極製造法/(3)セパレータ
3.周辺技術の経済的技術課題
4.PEFCスタックの経済性予測
(1)過去のコスト予測/(2)詳細なコスト見積もりの1例
5.あとがき

まえがき

燃料電池実用化戦略研究会はそのリポートにおいて、主に固体高分子形燃料電池(PEFC)を動力源とする燃料電池自動車(FCV)の普及台数は、2010年時点では5万台程度に過ぎないが、2020年には約500万台に達し、全保有台数の約7%にまで拡大するとの予測を発表している。もちろんそのためには燃料電池の価格が現在の内燃機関に匹敵するコストレベルを実現するとともに、燃料供給に関するインフラが整備されなければならない。他方このPEFCについては、家庭用コジェネレーション用としての普及も期待されており、少なくとも2010年頃までは、FCVよりは速いペースで市場が広がるとの予想が世間では囁かれている。

他方アメリカのFrostおよびSullivan両氏によれば、家庭用を含む定置式電源としてのPEFCは、2003年以降他のタイプの燃料電池に比べて速やかにその市場を拡大し、2005年時点での北アメリカにおける設備設置容量は約65MW、年間売上高は約2億ドルになると予想されている。そして2005年でのシステム価格は、商用化のための価格ターゲットの倍に相当するkW当たり3,000ドルになろうと述べている。
これらの予想はむしろバラ色に近いものであるが、その前提となるファクターの幾つか、特にコストの低減と信頼性の確認は、それ程容易に乗越えられるハードルではないように思われる。FCVについては、燃料の選択と供給インフラに関する戦略の策定、並びに車両を使った公道での運転実証試験が求められることになろう。

本書は、わが国における最高級の権威者によって書かれたPEFCの総合的な著書であり、基礎理論、各要素技術、システムの実例、エコ自動車の動向、経済展望等、広くかつ重要な課題が含まれている。PEFC自身の理解のみならず、この分野でのビジネスチャンスを捉えるためにも役立つものと信じている。
本間琢也(燃料電池開発情報センター)より

このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - 最新PEFCの開発技術と応用 この記事をクリップ!Livedoorクリップ - 最新PEFCの開発技術と応用 Yahoo!ブックマークに登録 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク @niftyクリップに追加 このエントリをつぶやくこのWebページのtweets Share on Tumblr FC2ブックマークへ追加 newsing it! この記事をChoix! Googleブックマークに追加 Bookmark this on Delicious Digg This FriendFeedで共有

ご購入方法

ビーケイシーの出版物は、お近くの書店でお求めになれます。書店に在庫がない場合、注文すれば取り寄せることができますが、2週間近くかかることがあります。お急ぎの場合、次の方法がありますのでご利用ください。

  1. ネット書店(amazon等)で申し込む。この場合、各ネット書店の手続きに従ってください。
  2. ビーケイシーにこのホームページから直接申し込む。発送に2週間近くかかることがあります。また、この場合、送料・代引き手数料・振込手数料等が別途かかります。

ネット書店で
今すぐご購入 »

この本を買った人はこんな本も買っています

あなたの財産守ります
あなたの財産守ります
まほろば_表1
まほろばの経営学
ねんきん定期便がよくわかる本
ねんきん定期便がよくわかる本
FPの選び方
今、相談したい!ファイナンシャルプランナーの選び方

コメント:0

コメントフォーム
入力した情報を記憶する

トラックバック:0

この記事のトラックバック URL
http://bkc.co.jp/2001/05/344.html/trackback
トラックバックの送信元リスト
最新PEFCの開発技術と応用 - 株式会社BKC より

ホーム > 技術専門書 | 書籍のご案内 > 最新PEFCの開発技術と応用

ページの上部に戻る