書籍出版、編集・制作

日本語で考える経営

国際化時代を生き抜く次世代経営者必読の書


著者: ㈱ソシオテック研究所会長 竹内 倫樹
定価:本体1,524円+税
発行: 2003年11月
サイズ:四六判上製・288頁


今しなければならないのは、未来をいたずらに悲観することなく、自国の文化に根ざした日本語で考える経営による勇気ある実践と、他国の文化を尊重する学習的態度である。

第1章 2010年への旅
構創の時代/80年代の日本/90年代のアメリカ/成長を牽引する中国/10年は経営の波

第2章 経営のDNA
経営のDNAは文化の中に/マンモスハンターの末裔/アリとキリギリスの物語/日本人の脳/経営組織を動かすもの

第3章 日本的経営の歴史的考察
日本最古の経営/創造的模倣のすすめ/宮大工のこころ/指導者としての棟梁/外来文化の輸入と発展

第4章 中世の経営基盤
口遊み(九九の話)/惣村の自由と規律/室町時代の貨幣経済/算盤の登場/市場としての座

第5章 江戸時代の経営
鎖国なるがゆえの好奇心/和魂洋才の創造力/町人の底力/近江商人の知恵/商人のキャリア形成

第6章 財閥の経営哲学
財閥の始祖、住友/現銀掛け値なし/岩崎小弥太の三綱領/経営の永続性/時代への適応

第7章 近代化の中の経営
量産、量販への出発/西欧への憧憬/第一次世界大戦と好景気/重厚長大への道/不遜な夢の終わり

第8章 戦後を総括する
ストックよりフローの選択/GHQの置き土産/高度経済成長を支えたもの/生産性パラダイムの特徴/日本的経営、失敗の本質

第9章 「創造の病」を越えて
エレンバルガーの「創造の病」/グローバル・プラットホーム/和魂の合理精神/二律背反を超える知恵/戦略的アイデンティティ

第10章 和魂洋才の未来
ダボス会議の裏事情/アニメおよびゲームソフト/扇の要/日本という共通認識/和魂洋才の未来

終章 経営の言霊
経営における「人間力」/日本語で考える経営

 

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